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トータルシステムの研究開発 |
実用化に向け、(株)ニデックでは長期信頼性を有するSTS 方式試作機を開発しています。体内装置、体外装置および制御ソフトから構成されています。体内装置は、本体と刺激電極部(マルチプレクサ部を含む)および硝子体電極ケーブルで接続された構造を有しています。一方体外装置は、本体、バイザーカメラおよび体外コイルから構成されています。バイザーカメラで捕えられた映像は体外装置本体で画像処理され、各画素グレースケール信号に変換されるとともに体外コイル → 体内コイルを介して体内装置へ伝送されます。体内装置は、体外コイルの発生する磁界の変化を、体内コイルを介して受信し、電力と信号に分離します。これから体内装置を駆動する電源が作られるとともに、刺激電流値とタイミング、刺激電極アドレスのデータが再生されます。このデータをもとに、体内装置は刺激電極から適切な刺激電流を順次走査で出力します。多極刺激電極は従来の研究では半導体製造技術で製作されることが多く、生体安全性や体内での長期性能安定性に課題が有りましたが、マイクロマシニング製造技術により大幅に改善を図っています。
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